水まわりのリフォームを安価で行うには

一般的に、水まわりの寿命は15～20年だといわれています。衛生的な環境を保つためにも、リフォームはきちんと行いたいものです。ですが、キッチンやバスルーム、トイレなどをすべてリフォームしようと思うと費用が100万円を超えることもあります。少しでも費用を抑えたいのであれば、いろいろな工夫をするといいでしょう。

新築で購入した場合、水まわりのほとんどが同じタイミングで不具合を起こすことも考えられます。そうなったら、まとめてリフォーム依頼をするのがおすすめ。特にバスルームと洗面台、給湯器は配水管の絡みも多いので、まとめて依頼すると施工代金を抑えられることがあります。そしてキッチンはリフォームによってI型やシステムキッチン型などのパターンに変えられますが、型を変えると配水管の見直しから始めなくてはいけないため、費用もかさんでしまいます。キッチンの型にこだわりがないのであれば、既存のものと同じ型を使うようにしてみてください。

また水まわりのリフォームでは、実際に施工が始まってから腐食やカビが見つかり、追加工事が発生するケースも少なくありません。追加工事となると、その分だけ費用も割高になってしまいます。業者との打ち合わせは綿密に行い、事前に想定されるものはあらかじめ頼んでおきましょう。

不動産会社がリフォームを請け負っていることもありますが、リフォーム専門の会社や街の工務店の方が一般的には安く見積もってくれます。見積りを依頼するなら、リフォーム会社や工務店に依頼しましょう。複数の会社に依頼するときには、正しく比較できるように同じ条件にそろえるのがポイント。こうやって見積りをとることで相場も見えてきます。水まわりを安価でキレイにリフォームするためには、事前の情報収集はマストです。